子供が「ピンチーが動くディーゼル10が欲しい!」というので作ってみました。

映画「きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲」では、ディーゼル10がパーシーをぐりぐり動かしたピンチーでおどしているシーンがあります。
もともとディーゼル10のプラレールがお気に入りでしたが、残念ながらプラレールの場合は、ピンチーの先端だけがパクパク動くだけです。
おそらく壊れにくくしているのでしょうが、映画では動いているので見比べると、ピンチーが動くディーゼル10が欲しい!!となるのも納得・・・
試行錯誤の末に完成したので、手順とともにご紹介します。
目次
材料あつめ
改造するにあたり、必要な部品を揃えます。
①のびーるミラー2本(ダイソー)
②工具
精密ドライバー:穴をあけたりネジを回したりします。
ニッパーとラジオペンチ:①とディーゼル10本体を加工します。
大きめのプラスドライバー:ディーゼル10本体に穴をあけます。
③瞬間接着剤(ダイソー)
④はんだごてセット(今回ははんだごてセットが家にあったので使いましたが、強力な金属と金属を接着させられる接着剤があれば、代用可能です。)




ディーゼル10本体はすでにお持ちという前提ですが、一応こんなやつです。

加工手順
早速加工を開始します。それぞれ意外と柔らかい素材です。ネジをなくさないように、けがをしないように十分気をつけておこなってください。
ディーゼル10 本体上カバーの加工
ピンチーはネジ一本で固定されているので、外しておきます。
穴と書いてある部分をドライバーでぐりぐり穴をあけます。
上カバーの加工はこれだけです。

大きさは以下の画像くらいです。ニッパーでぐりぐり拡張します。

ディーゼル10 本体白い部分の加工
以下のように、上カバーの穴がとおるようにドライバーで本体の白い部分に穴をあけます。中心であれば問題ありませんが、若干ON-OFFスイッチ側ではないほうに寄せると後で穴拡張の際に楽です。
これも意外と柔らかく、3mmくらいぐりぐりすると、スポッと貫通します。(少しびっくりします)

のびーるミラーの加工
これが意外と苦戦します。もっといいものがあれば・・・
2本ともミラー部分はぐりぐりして破壊します。ガラスが割れるので気を付けて、ゴミ箱の上で作業すると良いと思います。
次にラジオペンチなどで棒を切断します。(意外とやわらか、長さは画像を参照してください。)






取り付けて接着固定
先程取り外したピンチーを接着剤で固定します。
これは簡単で、以下のとおり2か所に接着剤を塗布して固定します。
今回使用の接着剤は金属とプラスチックの固定はがっちりできるみたいです。外れる気がしません。

次に、先ほどあけた本体の白い部分に以下の通りさして固定します。
固定したところに接着剤を塗布します。これも外れる気がしません。



最難関:アーム部分の金属同士の固定
これがどうやっても難しくて一番壊れる部分かと思います。
そもそも部品選定が間違っていたかもしれませんが、接着剤だけでは即壊れます。はんだごてでつけようと試みましたが、うまくいきませんでした。


はんだごてのハリガネのようなはんだをぐるぐるに巻き、さらに上から接着剤を塗布しました。これで外れません。
これで完成です。
所要時間は3時間くらいでした。
一番の弱点はボールの部分(アームの可動する部分)です。
何回もぐりぐりするとネジが緩んでくるため、ナットの部分に接着剤を塗布すると緩みにくくなります。ただ、本体側のナットを固定してしまうと電池交換が難しくなりますので、ご注意ください。
アームの長さはカット時に調整できますね。
余談は色々ありますが割愛します。
出来映えをもう少しきれいに仕上げたら良いのですが性格出ますね…
といった矢先、壊れました…



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