防火防災管理者とは?
防火防災管理者とは、消防法上、大規模な建物等において配置しなければならないという人で、防火管理者、防災管理者という国家資格です。
特にマンションの管理組合になった際に必要になることがあったり、ちょっとした経営者や店長では防火防災管理者を兼任することもあるかと思います。
この資格を有する者のうち防火対象物において防火上必要な業務を適切に遂行でき、従業員を管理・監督・統括できる地位にある者で、防火対象物の管理権原者(建物のオーナー)から選任されて、その防火対象物の防火上の管理・予防・消防活動を行なう者をいいます。
受講から資格取得まで
まず初めに、以下のURLから予約します。(横浜市の建物が対象の場合)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/shobo/koushu-shiken/kousyu/kousyu01.html%MCEPASTEBIN%
予約は意外といっぱいです。一か月先くらいが空いています。
日程は基本的に平日。
日程を選択すると色々と記入する項目があります。
「(勤務先)市内外区分」というのがあり、市内が日程上優位ですが、市内でも市外でも問題なく資格が取得できます。

受講票
受講票はネット申し込みですと以下のようなメールで添付されてきます。


受講票には具体的な情報が記載されており、受講時に提出する必要があります。

受講料
受講料は6,000円でした。(甲種防火管理新規講習及び防災管理新規講習を併せて実施する講習)
受講日前日までに郵便局などで支払い、領収書をもっていく必要があります。

受講当日
以下のような内容で進められます。



二日目には簡単なテストと実技(避難器具の説明・消火器体験)があります。
余談
山下公園の近くに研修所がありますので、昼ご飯は中華街などいろいろ選べました。参加者は老若男女で、130名ほどいました。
個人的見解ですが、防災防火管理者で手当てはないことがほとんどのため、積極的に自腹で受講する必要はなく、会社などから補助金や日当が出る場合に受講するのが良いと思います。
今回受講してみて防災意識は高まりましたので、良い経験になることは間違いないです。